— あなたの家、本当に大丈夫ですか?—
家に住んでいるとき、床が「ふわっ」と沈んだり、壁を指で軽く叩くと「コンコン」と中が空洞のような音がしたことはありませんか?
その瞬間、胸の奥がザワッとしたなら――あなたの家はすでに“シロアリに狙われているサイン”かもしれません。
多くの人が口をそろえて言います。
「まさか自分の家がシロアリ被害に遭うなんて思わなかった」
しかし、シロアリ被害に遭った家のほとんどは“ある共通点”を持っていました。
本記事では、シロアリが好む家の特徴と、放置すると取り返しがつかなくなる危険ポイントを解説します。
1|シロアリが好む家の共通点とは?

① 湿気がこもりやすい家
シロアリは“湿った木材”が大好物。
特に日本の住宅は湿気がこもりやすく、床下の湿度が高い家は格好の餌場です。
こんな特徴がある家は要注意:
- 風通しが悪い
- 床下の土が常に湿っている
- 雨どいが壊れていて水が溜まりやすい
- 結露がひどい
実際、床下の湿度が高い家ほど、点検時にシロアリの蟻道(ぎどう)が見つかる確率は圧倒的に高いのです。
② 築15年以上のメンテナンスしていない家
木造住宅の寿命を縮める最大の敵がシロアリ。
築10~15年を過ぎると、建材の防腐剤や防蟻処理の効果が弱まり始め、シロアリにとって“ちょうど食べ頃”になります。
特に以下に該当する場合は危険度が高い:
- 新築時の防蟻処理以来、何もしていない
- リフォーム歴なし
- 床下の点検を一度もしていない
「自分の家はまだ綺麗だから大丈夫」と思う人ほど、気づいたときには柱がスカスカ…というケースが多いのです。
③ 木材が地面に接している構造
家が古いほど、ウッドデッキや基礎の一部が地面と近くなっている傾向があります。
シロアリは地中から侵入してくるため、木材と地面が近いほどリスクは急上昇。
特に危険なのは…
- 古いウッドデッキ
- 腐敗しかけた外壁下部
- 庭の薪置き場
- 地面に直接置かれた物置
- 床下の木材が低い位置にある家
一度侵入されると、被害は家全体に広がっていきます。
2|ここを攻められると危険!シロアリの侵入ポイント

① お風呂場・洗面所・キッチン周り
水回りは湿気が多く、木材が常に柔らかくなりがち。
シロアリはこうした“湿った木”を優先的に狙います。
特に以下は要チェック:
- ユニットバス周辺の基礎
- 床下の給水管・排水管の周辺
- キッチン下の収納の奥
「床が冷たい」「なんとなく変な匂いがする」
これ、実はシロアリが原因であることも珍しくありません。
② 床下・基礎部分
シロアリの侵入ルートの8割は床下から。
床下は普段見ないため、被害が発見されるころには深刻化しているケースが多いのです。
床下で典型的に見られる危険サイン:
- 柱や木材に蟻道がついている
- 木材表面がめくれている
- 柱に空洞音がする
- 湿度が高くジメジメしている
床下を放置した結果、家が傾き始めた例もあり、最も見逃してはいけないポイントです。
③ 玄関まわり・勝手口
玄関の框(かまち)や靴箱の足元は、シロアリが非常に好む位置。
理由は“木材・暗さ・湿気”という好条件が揃っているからです。
特に梅雨時期には、玄関周りで羽アリが出る事例が多発します。
羽アリは「もう巣ができています」の合図。
見つけたら即行動しないと手遅れになります。
3|「シロアリ怖い…」と感じるべき理由

あなたは「シロアリ=木を食べるだけ」と思っていませんか?
実はこれは大きな誤解です。
シロアリが怖いのは、次の3つの理由のせいです。
① 音も匂いもなく家を内部から破壊する
ネズミのように音も立てず、外から見てもわからない。
被害が表面化する頃には、内部がボロボロになっているケースがほとんどです。
むしろ住んでいる人が気づきにくいことで被害を拡大させてしまいます。
② 修繕費は“100万円超え”も珍しくない
柱や土台が食われてしまうと、部分補修では済まず、
- 床の張り替え
- 壁の開口工事
- 土台の入れ替え
- 水回りリフォーム
など大規模工事が必要になります。
実際、シロアリ被害を放置した結果、200万円以上の修繕費がかかった家も珍しくありません。
「早く気づいていれば…」
ほとんどのお客様が同じ後悔を口にします。
③ 1匹でも残すと再発する
シロアリは巣で生活する昆虫。
駆除したつもりでも、女王アリや巣が残っていれば再発は確定。
目に見える一部だけの処置では意味がありません。
素人の DIY で絶対に解決しないのも、この特徴が理由です。
4|シロアリ被害を避けるために絶対すべきこと

① 年1回以上の点検
シロアリは“早期発見”がすべて。
点検は費用もほとんどかかりませんし、プロなら床下の危険サインを一瞬で見抜きます。
② 湿気対策を行う
- 床下換気扇の設置
- 断熱材の見直し
- 雨どいの修理
- 換気の改善
湿気を減らすだけでも被害のリスクは大幅に下がります。
③ 予防処理(シロアリ対策)の実施
現場を回っていて本当に実感しますが…
「予防している家はほぼ被害が出ない」
逆に、何もしていない家ほど被害が拡大します。
薬剤は5年が効果の目安。
新築時から十年以上ノータッチの家は特に危険です。
5|まとめ:あなたの家は、“シロアリにとって好条件の家”になっていませんか?

この記事を読んだ今、こんな気持ちになっていませんか?
- うちの床下ってどうなってるんだろう…
- シロアリ怖い、でも見えないから不安
- このまま放置して本当に大丈夫?
その不安、プロの目で見ればすぐに解消できます。
シロアリは、早期発見・早期対策がすべてです。
もし一つでも心当たりがあるなら、後悔する前に行動しましょう。
あなたの家を守るために――
まずは 無料点検 から始めてください。
家族の暮らしを守るのは、あなたの“今の決断”です。
ここまで読んでいただきありがとうございました
以上コロコロでした!
PR


