家の耐久性を脅かす代表的な害虫といえば、間違いなく“シロアリ”。
しかし実際の現場では、被害がかなり進行してから気づくケース が非常に多いのが現実です。
シロアリは静かに、そして確実に家の内部を食い進めるため、初期の段階で気付けるかどうかで 修繕費が数十万円〜数百万円単位で変わる ことも珍しくありません。
この記事では、今日から誰でもできる 「シロアリ被害の初期サイン」 を徹底解説し、
もし当てはまる項目があった場合に取るべき行動、そして シロアリ駆除・シロアリ退治 を安全かつ確実に行う方法について紹介します。
1. シロアリの被害は“静かに”“気付かれず”進行する
ゴキブリやハチのように目に見える害虫とは違い、シロアリは人目につかない 床下・壁の中・天井裏 を中心に活動します。
そのため、被害が発覚するころには、
- 柱がスカスカに
- 床が沈む
- 壁紙が膨らむ
- 家全体が傾き始める
など、深刻な状態にまで進んでいることも多い のです。
よって、日頃から“初期サイン”を見逃さないことが、家を守る最大のポイントになります。
2. 今日からできる！シロアリ被害の初期サインチェック
以下の項目に 1つでも当てはまれば要注意。
あなたの家はすでにシロアリ被害が進行している可能性があります。
■ 2-1 床がフワフワする・沈む
歩いたときに明らかに柔らかい感触がある場合、
床下の木材がシロアリに食害されて強度が落ちている可能性があります。
特に以下の場所は要注意：
- 台所
- 洗面所
- 風呂場付近
- 勝手口付近
水気が多い場所はシロアリが最も好む環境です。
■ 2-2 壁を軽く叩くと空洞音がする
健康な木材は「コンコン」と詰まった音がしますが、
シロアリに食われると中身がスカスカになり、「ポコポコ」と軽い音になります。
壁・柱・巾木（床と壁の境目の木材）を軽く叩いてみてください。
■ 2-3 羽アリを見た（春～夏は特に危険）
羽アリを1匹でも見かけたら、ほぼ間違いなく近くに巣があります。
特に 4〜6月に飛ぶ羽アリ は、家屋に被害を与える種類である可能性が高く、
「たまたま入ってきた」などと油断できません。
羽の形やサイズでシロアリか普通のアリか判別できない場合は、
専門業者に写真を送って判別してもらうのが最も確実です。
■ 2-4 窓枠や柱の表面がボロボロしている
一見表面は無事に見えても、内部が食べられてスカスカになっていることが多く、
指で押すと簡単に凹むケースもあります。
■ 2-5 外壁に“蟻道（ぎどう）”がある
蟻道とは、シロアリが地面から家に侵入するために作る 土のトンネル状の通路 のことです。
基礎部分に茶色い筋上のものがあれば、ほぼ確実にシロアリが活動しています。
■ 2-6 建具（ドア）が閉まりにくい
シロアリによって柱や土台が変形すると、家のバランスが崩れ、
ドアや引き戸がスムーズに動かなくなることがあります。
「湿気のせいかな？」と思われがちですが、
湿気を好むシロアリの被害サインであることも多いです。
3. 初期サインを放置するとどうなる？
シロアリの被害は 自然に止まることは絶対ありません。
放置すると…
- 床が抜ける
- 壁が膨らむ
- 家全体の傾き
- 浴室や洗面所の腐朽
- 修繕費が100万円以上になるケースも
「もう少し様子を見よう…」と先延ばしにすると、
被害範囲はどんどん広がり、工事費用も大きく膨れます。
4. 自分でシロアリ退治はできる？ → ほぼ不可能です
ホームセンターには市販の駆除スプレーもありますが、
根本的な解決にはなりません。
■ 自力シロアリ退治が危険な理由
- 表面のシロアリしか駆除できない
- 巣（コロニー）は深く隠れている
- 範囲の特定が難しい
- 床下・壁内に入るのは危険
- 薬剤の扱いに専門知識が必要
シロアリは 巣を壊さない限り完全に駆除できません。
表面だけ対処しても、数週間後に再び被害が広がることがほとんどです。
5. プロのシロアリ駆除が確実な理由
専門業者に依頼すれば、以下をすべて行ってくれます。
■ 5-1 被害範囲の徹底調査
床下・壁内・基礎部分など、素人では見られない場所まで点検します。
「被害の有無だけチェックしてほしい」という相談も可能です。
■ 5-2 巣ごと根絶するプロの薬剤処理
プロが使用する薬剤は家庭用とは別物。
安全性を保ちながら、シロアリの巣全体に作用するよう計算されています。
■ 5-3 再発防止処理で長期的に安心
駆除だけでなく、
- 土壌処理
- 木部処理
- バリア工法
- 防湿対策
などを行い、5年保証 を付ける業者も多数あります。
6. シロアリ退治を依頼すべきタイミングは？
次の項目に1つでも該当したら、すぐにプロに相談してください。
- 羽アリを見た
- 床が沈む・きしむ
- 蟻道を確認した
- 柱や壁が空洞音
- 風呂・洗面の床が柔らかい
- 築10年以上で一度も点検していない
被害が初期段階なら、駆除費用は 相場10〜20万円 ほどで済むケースが多いです。
しかし放置すると 50〜200万円 に跳ね上がることもあります。
7. 結論：初期サインは“1つでも”見逃さないことが家を守る最善策
シロアリは静かに、しかし確実に住宅を弱らせていきます。
だからこそ “早期発見・早期対策” が何より重要です。
▼ 今日からできるチェックのおさらい
- 床が沈む・フワフワする
- 壁や柱の空洞音
- 羽アリの発生
- 蟻道を見つけた
- 建具が動かしにくい
これらはすべて 危険サイン です。
少しでも当てはまるなら、
そのまま放置せず、まずは専門業者の無料点検を受けることをおすすめします。
あなたの家を守れるのは“今の行動”だけです。
シロアリの被害は早ければ早いほど費用を抑えられます。
初期サインを見つけたら、信頼できる シロアリ駆除・シロアリ退治の専門業者 にご相談ください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
以上、コロコロでした！
PR
