一人暮らしでイタチ駆除業者を呼ぶのが不安なときの対処法

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一人暮らしでイタチ駆除業者を自宅へ呼ぶことに不安を感じる女性 イタチ対策

夜になると、天井や屋根裏から「ドタドタ」「カサカサ」と物音がする。

「イタチかもしれない」と思っても、一人暮らしだと、

「知らない業者を自宅に入れるのは不安」

「その場で高額な契約を勧められたらどうしよう」

「できれば自分で何とかしたい」

と考える方もいるでしょう。

特に女性の一人暮らしなどでは、自宅へ知らない人を入れること自体に抵抗を感じることもあります。

ただし、屋根裏から物音がするからといって、必ずしもイタチとは限りません。

ネズミやハクビシンなど別の害獣の可能性もあるため、最初から「イタチ駆除を依頼しなければ」と決める必要はありません。

まずは、自分で安全に確認できる範囲で状況を整理することから始めましょう。

この記事では、

  • 業者を呼ぶ前に自分で確認できること
  • 自分で行わない方がよいこと
  • 電話や問い合わせ時に確認したいこと
  • 訪問調査への不安を減らす方法
  • 見積もりを受け取ったときの確認ポイント
  • 業者へ相談した方がよいケース

を順番に解説します。

「今すぐ業者を家に入れるか、自分だけで全部解決するか」

の二択ではありません。

自分でできる範囲と専門家へ相談する範囲を分けて考えていきましょう。

4コマ漫画

一人暮らしの女性が夜に屋根裏から聞こえる物音を心配する様子
一人暮らしの女性がスマートフォンでイタチ駆除業者を調べる様子
イタチ駆除業者へ訪問前の調査内容や費用について問い合わせる女性
複数のイタチ駆除業者の見積もりと施工内容を確認する一人暮らしの女性

一人暮らしでイタチ駆除業者を呼びたくないと感じるのはなぜ?

害獣の気配があれば早く対処したい一方、一人暮らしでは業者を自宅へ呼ぶことに別の不安があります。

例えば、

「どんな人が来るのか分からない」

「家の中をどこまで見られるの?」

「見積もりだけでも大丈夫?」

「断りにくい雰囲気にならない?」

「料金をその場で判断できるだろうか」

といった不安です。

こうした場合、無理にその場で訪問日時を決める必要はありません。

まず問い合わせの段階で、

調査する場所
室内へ入る必要があるか
調査費用の有無
見積もり後に断れるか
当日の担当者
作業を依頼した場合の施工内容

などを確認しておくと判断しやすくなります。

「無料調査」と書かれている場合も、無料になる範囲や条件は業者ごとに確認するようにしましょう。

業者を呼ぶ前に自分で確認できること

イタチ駆除業者へ相談する前に住宅の物音や外周を安全に確認する女性

専門業者へ相談するか迷っている段階でも、自分で確認できることがあります。

重要なのは、イタチを自分で捕まえようとすることではありません。

「いつ・どこで・どんな異常が起きているのか」

を整理することです。


①物音がする時間を記録する

まず、

何時ごろ音がするのか

を記録してみましょう。

例えば、

「午後11時ごろ」

「午前2時ごろ」

「明け方に多い」

などです。

1日だけではなく、可能であれば数日記録しておくと、業者へ相談するときにも状況を伝えやすくなります。


②物音がする場所を確認する

次に、

どこから聞こえるのか

を確認します。

「寝室の天井付近」

「キッチンの上」

「2階の端」

など、分かる範囲で構いません。

スマートフォンのメモなどに、

日時+場所

を残しておくと便利です。

無理に天井裏へ入って確認する必要はありません。


③臭いや天井のシミを確認する

室内から確認できる範囲で、

以前にはなかった臭い

や、

天井のシミ・汚れ

がないか確認します。

異常を見つけた場合は、スマートフォンで写真を撮っておきましょう。

業者へ相談することになった場合、状況説明に使えます。


④住宅の外側を地上から確認する

戸建て住宅の場合は、明るい時間帯に地上から住宅外周を確認してみます。

例えば、

  • 軒下
  • 換気口
  • 外壁
  • 配管まわり
  • 基礎まわり

などです。

ただし、

屋根に上る

高い脚立を使う

狭い床下や屋根裏へ無理に入る

といった確認は避けましょう。

「自分で確認する」と「危険な場所まで自分で調査する」は別です。

イタチなのか分からなくても相談していい?

問題ありません。

むしろ、

「イタチだと思う」

と決めつけない方がよいでしょう。

屋根裏の物音だけでは、原因となっている動物を判断できない場合があります。

問い合わせるときは、

「夜になると2階の天井から物音がします。イタチかどうかは分かりません」

と、分かっている事実だけを伝えれば十分です。

そのうえで、

「何の害獣なのかも調査してもらえますか?」

と確認します。

自分でイタチ対策をする場合の注意点

「できれば業者を家へ呼びたくない」

という理由から、市販の忌避剤などを試したい方もいるでしょう。

安全に使用できる製品を、説明書に従って使用すること自体は選択肢の一つです。

ただし、

忌避剤を使った=イタチ駆除が完了した

とは考えないようにしてください。

一時的に物音がしなくなった場合でも、

本当に害獣が外へ出たのか
侵入口が残っていないか
別の場所に移動していないか

などは別に確認する必要があります。

また、害獣が住宅内に残っている可能性がある状態で、見つけた隙間を自己判断ですぐ塞ぐことも避けた方がよいでしょう。


自分でできるイタチ対策とDIYの限界を詳しく確認したい方はこちら

➡ イタチ駆除は自分でできる?DIY対策と業者へ相談する目安


一人暮らしで自分では行わない方がよいこと

業者を呼びたくないからといって、すべて自分で行う必要はありません。

特に次のような作業は慎重に判断してください。

①屋根や高い軒下へ上る

侵入口を探すために屋根へ上ったり、高い脚立から軒下を確認したりするのは危険です。

地上から確認できない場所については、無理をしないようにしましょう。

②狭い屋根裏へ入る

屋根裏は、

足場が不安定
釘や配線などがある
断熱材で移動しにくい
害獣と接触する可能性がある

など、一般の居室とは環境が異なります。

室内の点検口から見えない場所まで無理に確認する必要はありません。

③害獣を自分で捕まえようとする

野生鳥獣の捕獲・殺傷には法令上の規制があります。

被害対策を目的とした捕獲であっても、対象となる鳥獣や地域、方法などによって許可等が必要になる場合があります。

捕獲を検討する場合は、自己判断で捕獲器などを設置する前に、自治体の担当窓口などへ確認してください。

参考:環境省「鳥獣の捕獲等に関する制度」


④大量の糞尿を素手で清掃する

屋根裏などに糞尿や汚れがある場合は、素手で触らないようにします。

特に汚れが広範囲に及んでいる場合は、無理に自分だけで清掃しようとせず、専門業者への相談も検討しましょう。

訪問調査が不安なときに事前確認したい7つのこと

一人暮らしの女性がイタチ駆除業者へ訪問前の調査内容や費用を確認する様子

「調査してもらった方がよさそうだけれど、知らない業者を自宅へ入れるのは不安」

という場合は、訪問を依頼する前に電話や問い合わせフォームで確認しておきましょう。

特に一人暮らしの場合は、次の7項目を確認しておくと安心材料になります。

①訪問する担当者について確認する

まず、

「当日はどのような担当者が来ますか?」

と確認して構いません。

業者によって対応方法は異なりますが、事前に担当者について分かることがあれば、突然訪問されるより不安を減らせます。

女性スタッフの対応を希望する場合も、

「女性スタッフに対応してもらうことはできますか?」

と問い合わせ時に確認してみましょう。

ただし、女性スタッフの在籍や同行に対応しているかは業者によって異なります。


②家の中のどこまで調査するのか確認する

イタチなどの害獣調査では、住宅外周だけでなく、状況によって屋根裏などの確認が必要になる場合があります。

そのため訪問前に、

「室内にも入りますか?」

「どの部屋を確認する可能性がありますか?」

「点検口から屋根裏を確認しますか?」

などを聞いておきましょう。

「家の中に入らず調査してほしい」と希望する場合も、対応可能か事前に相談します。

ただし、建物の状況によっては室内から確認しなければ分からない部分もあります。


③調査や見積もりに費用がかかるか確認する

「無料調査」「無料見積もり」と書かれていても、適用条件まで確認しておくことが大切です。

問い合わせ時に、

「今回の調査と見積もりに費用はかかりますか?」

と確認しましょう。

さらに、

出張費
調査費
見積もり費
キャンセル時の費用

などについても確認しておくと安心です。


④見積もりだけでも大丈夫か確認する

訪問調査を依頼したからといって、必ずその会社へ工事を依頼しなければならないとは限りません。

ただし、業者ごとに条件は異なります。

問い合わせ時に、

「まず調査と見積もりだけお願いできますか?」

と確認しておきましょう。

複数社を比較したい場合も、

「見積もりを確認してから依頼するか判断したいです」

と先に伝えておくと話を進めやすくなります。


⑤当日に契約する必要があるか確認する

見積もりを受け取っても、内容を十分理解できていない状態で急いで判断する必要はありません。

確認したいのは、

施工内容
施工場所
料金
追加料金の条件
清掃の範囲
保証がある場合の条件

です。

分からない項目があれば、その場で質問しましょう。

「今日契約すれば安くなる」などと言われた場合でも、価格だけで判断せず、必要な施工内容を確認してから検討します。


⑥支払い方法とタイミングを確認する

問い合わせ時または見積もり時に、

いつ支払うのか
どのような支払い方法があるのか
追加作業が発生した場合はどうなるのか

を確認します。

特に、

「見積金額以外の費用が発生する場合、作業前に説明してもらえますか?」

と聞いておくとよいでしょう。


⑦施工後の対応を確認する

イタチなどの害獣対策では、追い出しだけでなく侵入口への対策も重要です。

そのため、

「施工後に再び物音がした場合はどうなりますか?」

と確認しておきましょう。

保証がある場合も、

保証期間だけでなく、何が保証対象になるのか

まで確認してください。

一人で業者に対応するのが不安なときの工夫

家族に同席してもらいイタチ駆除業者から調査内容の説明を受ける女性

訪問調査そのものに不安がある場合は、無理に一人だけで対応する必要はありません。

可能であれば、次のような方法も検討できます。

  • 家族や友人に同席してもらう
  • 家族と電話をつないでおく
  • 日中の時間帯に訪問してもらう
  • 訪問予定時刻を家族などに伝えておく
  • 調査する場所を事前に確認する
  • 見積書を受け取ってから改めて検討する

例えば問い合わせ時に、

「一人暮らしなので、家族が同席できる時間にお願いしたいです」

と伝えても構いません。

自分が安心して対応できる日時を選びましょう。

見積もりを受け取ってもその場で決めなくてよい

訪問調査を受けると、

「ここまで調べてもらったから頼まないと悪いかな」

と感じる方もいるかもしれません。

しかし、重要なのは必要な施工内容と料金を理解したうえで判断することです。

見積書を受け取ったら、まず、

何を調査したのか
どこが侵入口と考えられるのか
どこを施工するのか
追い出しだけなのか
侵入口対策まで含まれるのか
清掃は含まれるのか
保証の条件はどうなっているのか

を確認します。

その場で内容を理解できなければ、

「見積書を確認してから決めます」

と伝え、いったん持ち帰って検討する方法もあります。

イタチ駆除の見積もりは料金だけで比較しない

一人暮らしの女性がイタチ駆除業者3社の料金や施工内容と保証を比較する様子

例えば3社から見積もりを取った場合、

A社 5万円
B社 8万円
C社 10万円

だったとしても、金額だけではどの会社が適しているか判断できません。

A社は追い出し中心、B社は侵入口対策を含む、C社は清掃や一定のアフター対応まで含む、といった違いがある可能性があります。

そのため、次の項目を並べて比較しましょう。

比較項目確認すること
調査範囲住宅のどこまで確認したか
害獣の確認何を根拠に害獣を判断したか
施工内容具体的に何を行うのか
侵入口対策どの場所をどのように対策するか
清掃・衛生対策見積もりに含まれているか
料金総額と追加料金の条件
保証期間・対象・適用条件

特に、

「料金はいくらですか?」

だけでなく、

「その料金で、どこまで施工してもらえますか?」

と確認することが大切です。


害獣駆除業者を比較するときは、料金だけでなく調査範囲・侵入口対策・清掃・保証まで確認しましょう。

➡  害獣駆除業者おすすめ3社を比較|失敗しない選び方を一級建築士が解説


まずは調査内容と見積もりを確認

屋根裏から物音が続いているものの、自分では害獣の種類や侵入口を確認できない場合は、専門業者へ調査を相談する方法があります。

問い合わせ時には、調査費用・訪問時の確認場所・施工内容・侵入口対策・見積もり後の流れを確認してから判断しましょう。

こんな場合は専門業者への相談を検討する

「業者を家に入れるのが不安」という気持ちがあっても、自分だけでは確認が難しいケースがあります。

特に次のような場合は、専門業者への相談を検討しましょう。

①何の害獣か分からない

天井から物音がしても、イタチとは限りません。

害獣の種類によって必要な対応が異なるため、自分では判断できない場合は調査を依頼する方法があります。

②侵入口が分からない

地上から住宅外周を確認しても、侵入口らしい場所を見つけられない場合があります。

特に屋根や高い軒下など、自分で安全に確認できない場所は無理に調査しないようにしましょう。

③強い臭いや天井のシミがある

物音だけでなく、

強い臭い
天井のシミ
糞尿らしき汚れ

などがある場合は、屋根裏などで被害が発生している可能性も考えられます。

④DIY後に再び物音がする

忌避剤などを使用して一度静かになっても、再び物音がする場合は、侵入経路などを改めて確認する必要があります。


一度対策したのに再び物音がする方はこちら

➡  イタチ駆除後に戻ってくるのはなぜ?再発する5つの原因と対策


業者を呼びたくないからといって放置しない

業者への訪問依頼に抵抗がある場合でも、

「怖いから何もしない」

という状態を長く続けるのはおすすめできません。

まずは、

①物音の時間と場所を記録する
②室内から臭いやシミを確認する
③安全な範囲で住宅外周を確認する
④写真や動画を残す
⑤電話や問い合わせフォームで相談する
⑥訪問条件や費用を確認する
⑦必要なら家族などに同席してもらう

という順番で進めれば、いきなり知らない業者を自宅へ入れる必要はありません。

問い合わせをしたからといって、すぐ工事を依頼すると決める必要もありません。

まず状況を整理し、必要な調査と対策を確認することから始めましょう。

イタチ対策全体を確認してから判断したい方へ

「そもそもイタチはどこから入るの?」

「追い出した後は何をすればいい?」

「再発防止まで何が必要?」

という方は、イタチ対策全体を先に確認しておくと、業者から説明を受けたときにも内容を理解しやすくなります。


➡ イタチ対策完全ガイド|駆除・侵入経路・再発防止7つの鉄則


まとめ|一人暮らしでも段階を踏んでイタチ対策を進めよう

一人暮らしで、

「知らない業者を自宅へ入れるのが不安」

と感じる場合、最初から訪問調査を依頼する必要はありません。

まずは安全に確認できる範囲で、

物音の時間と場所
臭いや天井のシミ
住宅外周の異常
写真や動画

などを記録しましょう。

そのうえで自分だけでは原因を判断できない場合は、電話や問い合わせフォームから、

調査費用
訪問する担当者
室内のどこを確認するのか
見積もりだけでも可能か
施工内容
追加料金の条件
保証内容

などを確認してから訪問を検討できます。

また、一人で対応することに不安があれば、家族や友人に同席してもらう方法もあります。

大切なのは、

「業者を呼ぶ」か「全部自分でやる」かの二択にしないことです。

安全に自分で確認できることから始め、難しい部分だけ専門家へ相談するという進め方もあります。

自分では侵入口を確認できない場合は

屋根裏の物音が続く、害獣の種類が分からない、侵入口を確認できない場合は、専門業者による調査も選択肢です。

依頼前に調査内容・料金・侵入口対策・清掃・保証を確認し、納得してから判断しましょう。


ほかの害獣駆除業者とも比較したい方はこちら

➡  害獣駆除業者おすすめ3社を比較する


この記事を書いた人
コロコロ

一級建築士・宅地建物取引士。住宅・不動産業界で長年、建物や住まいに関する仕事に携わっています。

「害獣ゼロ計画」では、ネズミ・イタチ・ハクビシン・アライグマ・コウモリなどの害獣被害について、建物の構造・侵入経路・再発防止の視点から解説しています。

不安を必要以上に煽らず、自分で確認できること、専門業者へ相談した方がよいこと、害獣駆除業者を選ぶときのポイントを分かりやすくお伝えします。

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